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もう会社に行きたくない!そう思った方々に読んで頂きたいBLOG

仕事に悩みを抱えている方、離職中の方を応援したいBLOGです

泥沼な人生を振り返る・・・これを読んで勇気が出て貰えれば幸いです(再び高校教師編)

こんにちは

だるまです

 

前回まで高校教師やったり塾講師やったりといった内容を書きました

newtonnapoleon.hatenablog.com

 

newtonnapoleon.hatenablog.com

今回は

根性がなくて塾講師を辞めて

また高校教師に戻った頃について書きたいと思います

 

塾講師を辞めてしばらくニートになろうと思ったのですが

ちょうどタイミングよく教育委員会から

高校の常勤講師の空きがあるからやってみないか

という連絡が入りました

 

そのときは

もう先生なんて辞めようと思っていたので

断ろうと思っていたのですが

塾講師を辞めて預金残高がどんどん少なくなり

経済的に焦りを感じていたのでやることにしました

 

以前高校教師をやっていた時は非常勤講師でした

授業さえこなせばよかったのです

しかし今回は常勤講師です

部活や副担任などやらなくてはいけません

面倒だな

と思っていたのですが引き受けてしまったので仕方がありません

 

しかもその高校はまたしても

地域で一番学力が低い底辺校

また一年で辞める気でした

 

しかし

塾講師の頃に厳しい授業練習を行っていたせいか

「授業がわかりやすい!」

「化学は難しいイメージだったけど

面白くなてきた!」

などと生徒から言われるようになりました

 

部活は陸上部の副顧問

運動は苦手な方ですが

生徒と一緒に走ったり砲丸を投げたりしました

副顧問が生徒に全然かなわないという

情けない状況でしたが

しかし生徒と一緒に練習することにより

生徒と打ち解けてきました

そんな生徒のひたむきな姿勢に気持ちが揺れていたのも事実です

中には反抗的な生徒も勿論いましたが

大半の生徒と仲良くできたと思います

 

やっぱり高校教師になろう・・・

そう覚悟を決め正規の教師になるための登竜門

教員採用試験

を受験することにしました

しかし公立高校は

やはり教育困難校に赴任したらやっていく自信がない

 

ということで中位の学力の

私立学校の採用試験を

受験することにしました

 

しかしその年は複数の私立学校の採用試験を受けましたが

全て不合格でした



翌年また別の公立高校で常勤講師をやることになりました

その年は仕事をやりながら真剣に勉強しました

 

もしこのブログを読んでいる方の中で

高校の化学の教員を目指しているというコアな方がいらっしゃったら

実践アクセスという問題集が非常に良かったです

これ一冊完璧にこなせば教員採用試験の専門科目は合格点が取れます

 

そうしたら

とある私立高校の

採用試験に合格することができました

 

次の年から

私立高校の教諭として働くこととなりました

そして初年度から

いきなり学級担任をやることになりました

 

かなりのプレッシャーでした

高校2年生のクラスでしたが

最初は生徒とも距離が離れていたと思います

しかし周りの先生方の助けもあり

少しずつ距離が縮まってきたと思いました

また

塾講師時代の授業練習が

ここでも生きていたと思います

この高校は生徒に授業アンケートを厳密に点数化する学校でしたが

私は分かりやすい授業、楽しい授業ということで

常に上位をキープすることができました

 

そしてそのまま高校3年生の学級担任に繰り上がりましたが

ここで大きな試練がありました

それは受験指導

生まれてはじめて受験指導なるものをやることになりました

その学校は推薦入試やAO入試(今は総合型選抜という名に変わりましたが)

で生徒の実力以上の大学に入学させるような学校でした

 

当時の教務主任の先生から

推薦書の書き方などの指導を受けましたが

その指導がまた厳しかったです

「この文章は全然具体性がない!」

「生徒の良さが伝わらない!」

などなど

書いてはやり直し!書いてはやり直し!

の日々でした

また生徒にも

志望理由書の指導もしなくてないけない

面接練習もしないといけない

非常に時間がなく大変でした

しかし

教務主任の指導は無駄では無かったです

推薦書の書き方の指導を受けたことにより

生徒への志望理由書の指導、

面接の指導に還元することができました

その甲斐もあり

クラス28名中

21人もの生徒が難関と呼ばれる大学に

合格しました

これは奇跡的な数字でした

私は当初は推薦入試やAO入試

なんだかズルい入試のように感じていました

大学は一般入試で合格すべきものという先入観がありました

しかし

この受験指導を通じ

その先入観がガラリと変わりました

 

テストで点数をとる能力は

もちろん社会にでてから生きる力になると思います

しかしそれだけで本当に

社会を生き抜くことができるのか?

やはり学力以外にも

高校時代に何に努力してどんな成果を得たかをアピールする力

大学で何を学びたいか?そして将来はどんな仕事をしたいのかなど

将来のビジョンを描く力

このような総合的な力がこれからの社会で必要になると思うようになりました

私は推薦入試、AO入試こそ

これからの社会に必要な人材を育てるのに

ふさわしい入試

だと考えるようになりました

高校教育では

一般入試に強い生徒を育てるのではなく

推薦入試、AO入試に強い生徒を育てるべきだ

という考えに変わっていきました

 

こんな感じで高校教師を続け現在に至っています

転退職を8回も経験し

新社会人の頃は同じ職場に一年以上続いたことはなかったのですが

この高校教師はもう10年くらい続けています

私のような情けない人生を読んで

元気や勇気が湧いてきたら嬉しい限りです

次のブログで人生を振り返るのは最後になります

最後まで読んで頂きまして誠にありがとうございました

 

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